探偵業で難しいこと

探偵業を経験した人や探偵に相談・依頼をしたことがある人はおわかりかと思いますが、探偵業はボランティアでもありませんし、公的機関から依頼されて仕事を請け負うわけでもありません。

探偵事務所は客商売のビジネスで成り立っており、サービス業です。

小説や映画での探偵しかご存じない人は違和感を感じるかもしれませんが・・・。

探偵業務のスタートは、依頼を受ける前にまず相談を受けることから始まります。

実は、この相談を受けるということが、探偵業を行う上で最も難しい部分の一つなのです。

報酬(料金)が発生するということは、お客さんから取捨選択され、最終的に選んでもらう商品と同じような立場です。

ただ事務所を構えていれば相談がくると言うわけではありません。

探偵業を開業するには届け出を出すなど多少の条件は必要なものの、それほどハードルが高くはないのは事実です。

ですので、ドラマや小説などの探偵にあこがれて、探偵をやってみたいという方は簡単に開業することはできます。
しかし、開業してみたものの相談が全くこないということもざらにあるのです。

相談がこなければ当然依頼もないですし、収入も全くない状態になります。

探偵業を行う上では、相談を受けられる、相談がくるような仕組みを作り上げることが非常に重要になります。

では、相談が来るようにするにはどうすればよいのでしょうか?

開業して間もない探偵事務所として最も考えられるのは、他の客商売やサービス業と同じように、自らの探偵事務所の広告を出して宣伝をすることです。

ただ、探偵事務所を開業した直後に多額の資金を持っている人は限られているでしょう。

認知度を高めるための宣伝や誰にでも闇雲に宣伝をすればよいと言うわけではなく、配偶者の浮気などの悩みやトラブルを抱えている人にダイレクトに知ってもらわねばなりません。

やはり、現代における最も有効な宣伝の方法は、ホームページを公開することです。

但し、これも同様にただホームページを公開すればよいというわけではありません。

インターネットでのキーワード検索にマッチさせ、見た人から相談がくるようなホームページを用意しなければなりません。

探偵事務所は開業が容易なこともあり、現在は全国に数千単位で存在しています。

また広告・宣伝の段階での競争が他の業種より激しく、その中で顧客の目に触れられるような広告・宣伝を行うには多額の資金が必要になる可能性も高いです。

もし、個人で探偵業を開業して探偵として食べていくことを考えているという方は、それなりの覚悟が必要であるということを事前に知っておいた方がよろしいでしょう。